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[監修] 住環境コーディネーター他

花井 千赴

リノベーション・不動産・新築・エクステリアをワンストップで手掛ける
株式会社ユニテ 代表取締役社長

消臭剤は自分で作れる?!身近な物でできる消臭剤の作り方を紹介!

消臭

「消臭剤って自分で作れるの?」

「身近なもので消臭剤が作りたい!」

このようなことをお考えの方は多いのではないでしょうか?

結論から言うと、身近な物を使って消臭剤を作ることは可能です!

本記事では以下についてまとめています。

消臭剤の作り方やメリット
  • 身近なものでできる消臭剤の作り方
  • 消臭剤を手作りするメリット
  • 手作り消臭剤の使い方
  • 手作りの消臭剤を使用する際の注意点

この記事を読めば消臭剤の作り方が分かり、正しい消臭剤の使い方が分かりますよ!

身近なものでできる消臭剤の作り方

どのような材料があれば消臭剤が手作りできるのでしょうか?身近なものでできる消臭剤の作り方は以下の通りです。

身近なものでできる消臭剤の作り方
  • 重曹を使った消臭剤の作り方
  • コーヒーかすを使った消臭剤の作り方
  • クエン酸を使った消臭剤の作り方
  • エタノールを使った消臭剤の作り方

ここではそれぞれの消臭剤の作り方について詳しく解説していきます。

重曹を使った消臭剤の作り方

重曹を使うと、大きく分けて2種類の消臭剤を作ることができます。重曹を使ってできる消臭剤は以下の通りです。

重曹でできる消臭剤
  • 重曹水の消臭スプレー
  • 置き型消臭剤

ここではそれぞれの消臭剤の作り方について詳しく解説していきます。

重曹水の消臭スプレー

重曹を水に溶かすことで、簡単に消臭スプレーを作ることが可能です。重曹を使った消臭スプレーの作り方は以下の通りです。

重曹水の消臭スプレーの作り方

①100ccの水に小さじ1杯の重曹を入れる

➁スプレーボトルに詰めてよく混ぜる

重曹水の消臭スプレーは、衣類など布類の悪臭が気になる場合におすすめです。臭いが気になる箇所が少し湿る程度吹きかけたら、しっかりと乾燥させましょう。

置き型消臭剤

重曹を使うと、スプレー型の他にも置き型の消臭剤を作ることが可能です。重曹を使った置き型の消臭剤の作り方は以下の通りです。

重曹の置き型消臭剤の作り方

①重曹を瓶に入れる

➁不織布やガーゼなど通気性のいい布で蓋をして輪ゴムで止める

重曹の置き型消臭剤には、湿気を吸い取る効果も期待できます。押入れやクローゼット、下駄箱の消臭などに最適です。しかし、湿気を吸い込みすぎると重曹が硬くなり、十分な消臭効果が発揮できなくなります。1~2週間に1回を目安に重曹を交換を行いましょう。

コーヒーかすを使った消臭剤の作り方

コーヒーを飲んだ後のコーヒーかすも、消臭剤の材料として活用できます。コーヒーかすを使った消臭剤の作り方は以下の通りです。

コーヒーかすを使った消臭剤の作り方

①コーヒーかすをさらに乗せ電子レンジにかけて水分を飛ばす(天日干しでも可)

➁お茶パックやガーゼで包む

コーヒーかすの表面の穴が臭いを吸着するため、消臭効果が期待できるのです。コーヒーかすはアルカリ性の臭いを吸着するため、アンモニア臭が気になるお手洗いなどに置くのがおすすめです。しかし、コーヒーかすの消臭効果は永久ではありません。1週間に1回を目安に新しいものと交換しましょう。

クエン酸を使った消臭剤の作り方

重曹やコーヒーかすの他にも、クエン酸を使って簡単に消臭剤を作ることが可能です。クエン酸はドラッグストアや100円ショップなどで手軽に購入することができます。クエン酸を使った消臭剤の作り方は以下の通りです。

クエン酸を使った消臭剤の作り方

①水200mlに小さじ1杯のクエン酸を入れる

➁スプレーボトルに入れてよく混ぜる

クエン酸は、尿が原因の悪臭を分解する役割を持ちます。お手洗いに付着した尿汚れを掃除する際や、尿の臭いが気になる場合などに吹きかけて使用してください。

エタノールを使った消臭剤の作り方

エタノールを使用すると、布類の悪臭に効果的な消臭スプレーを作ることが可能です。エタノールを使った消臭剤の作り方は以下の通りです。

エタノールを使った消臭剤の作り方

①無水エタノール20mlに精製水約30mlを入れる

➁スプレーボトルに入れてよく混ぜる

エタノールを使った消臭スプレーには、衣類やソファなどの布製品の悪臭を消臭する効果が期待できます。エタノールや精製水はドラッグストアなどで購入できるため、ぜひ試してみてください。

消臭剤を手作りするメリットは?

消臭剤を手作りすると、どのようなメリットがあるのでしょうか?消臭剤を手作りするメリットは以下の通りです。

消臭剤を手作りするメリット
  • コストが抑えられる
  • 好きな香りが楽しめる
  • いつでも簡単に作れる

ここではそれぞれのメリットについてさらに詳しく解説していきます。

コストが抑えられる

消臭剤を手作りするメリット1つめには、コストが抑えられることが挙げられます。身近にあるもので簡単に作ることができるため、消臭スプレーや消臭剤を購入するよりも価格が安く抑えられるのです。

好きな香りが楽しめる

消臭剤を手作りするメリット2つめには、好きな香りが楽しめることが挙げられます。例えば、重曹を使った消臭剤にアロマオイルを混ぜることで、好みの香りが楽しめます。市販の消臭剤の香りが苦手な方や、アロマの香りも楽しみたい方はぜひ試してみてください。

いつでも簡単に作れる

手作りの消臭剤は、いつでも好きな時に簡単に作れるといったメリットもあります。お家にあるもので手軽に手作りできるため、わざわざ消臭剤を買いに行く必要もありません。臭いが気になったときにすぐに用意できるのがうれしいポイントです。

手作り消臭剤の使い方

手作り消臭剤はどのような使い方ができるのでしょうか?消臭剤の種類ごとの使い方は以下の通りです。

手作り消臭剤の使い方
  • 重曹を使った消臭剤の使い方
  • コーヒーかすを使った消臭剤の使い方
  • クエン酸を使った消臭剤の使い方
  • エタノールを使った消臭剤の使い方

ここではそれぞれの消臭剤の使い方について詳しく解説します。

重曹を使った消臭剤の使い方

重曹を使った消臭剤はどのような臭いに効果的なのでしょうか?重曹を使った消臭剤の使い方は以下の通りです。

重曹を使った消臭剤の使い方
  • 重曹水の消臭スプレー→衣類や寝具・ソファなどの布製品
  • 置き型消臭剤→靴箱や押入れ

ここではそれぞれの使い方をさらに詳しく解説します。

重曹水の消臭スプレー

重曹水の消臭スプレーは、衣類や寝具・ソファなど布製品の悪臭に効果的です。なぜなら、重曹は汗や皮脂などによる酸性の臭いを中和させる効果を持っているからです。

発生したにおいを消そうとするならば、においの主成分は「イソ吉(きっ)草(そう)酸(さん)」という酸性物質ですので、アルカリ性物資の重曹水を噴霧するなどして中和させるのが効果的です。

引用:公益社団法人におい・かおり環境協会 ⑪におい対策(消臭)

汗や皮脂汚れが原因の酸っぱい臭いを感じる衣類の消臭などに効果的です。

置き型消臭剤

重曹を使った置き型の消臭剤は、湿気が原因で嫌な臭いが発生しやすい靴箱や押入れに入れておくのがおすすめです。なぜなら、重曹は湿気を吸い込む性質があるからです。

水に溶けやすい性質をもつ重曹は、乾燥剤のように水分を吸収しやすく、水分によって固まる特徴を持っています。

引用:長野都市ガス 湿気にはこれが効く!重曹の驚くべき効果とは?

湿気が原因のカビや嫌な臭いが気になる箇所には、重曹の消臭剤を置くのがおすすめです。

コーヒーかすを使った消臭剤の使い方

コーヒーかすを使った消臭剤は、お手洗いに設置するのがおすすめです。なぜなら、コーヒーの表面に開いた穴が、アンモニア臭などのアルカリ性の臭いを吸着するからです。不織布などの袋に入れて設置するのはもちろん、乾燥させたコーヒーかすをお皿にそのまま乗せて置いておくだけでも消臭効果が期待できます。

クエン酸を使った消臭剤の使い方

クエン酸も、コーヒーかすと同じくお手洗いなどのアンモニア臭に効果的です。トイレの床や壁にクエン酸消臭スプレーを吹きかけることで、尿の嫌な臭いをすっきりと消臭できます。床や壁に跳ねた尿汚れの掃除に活用するのもおすすめです。

エタノールを使った消臭剤の使い方

エタノールを使った消臭剤は、カビが原因の臭いはもちろん汗や皮脂汚れが原因の悪臭にも効果的です。また、お好みのアロマオイルを数滴混ぜることで好きな香りを楽しみながら除菌・消臭が行えます。衣類はもちろん、押入れや靴箱のカビ臭が気になる場合にもおすすめです。

手作りの消臭剤を使う際の注意点

手作りの消臭剤は、さまざまな材料から簡単に作ることができます。しかし、保存料などが含まれていないため、市販のものと比べると使用期限が短くなりがちです。消臭剤を手作りしたら、約1カ月を目安に使い切るようにしましょう。

まとめ

今回は、消臭剤の作り方や手作りの消臭剤の使い方について紹介しました。消臭剤は、身近にあるもので簡単に作ることが可能です。ぜひ今回の記事を参考にして、目的に合わせた消臭剤を手作りしてみてくださいね!

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