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[監修] 住環境コーディネーター他

花井 千赴

リノベーション・不動産・新築・エクステリアをワンストップで手掛ける
株式会社ユニテ 代表取締役社長

押入れの湿気・カビ対策に!押入れ用の除湿剤8選

押入れに布団がぎっしり入っている写真
湿気

押入れの湿気・カビ対策に!押入れ用の除湿剤8選

「押入れの中がジメジメして大変!」

「押入れの湿気を取りのぞくには?」

「押入れの中がカビ臭い」

こんなことをお考えではないでしょうか?

湿気がこもりがちな押入れには、電源なしで使える除湿剤がおすすめです。

ただし除湿剤にはさまざまなタイプがあり、それぞれ用途ごとに使い分けなければ真の除湿力は発揮できません。

今回紹介する除湿剤のタイプは以下の通りです。

  • タンクタイプ
  • シートタイプ
  • ゼリータイプ
  • 小袋タイプ

例えばタンクタイプは押入れの四隅に。シートタイプは布団の間になど、除湿剤の特性をしっかり理解して活用するのが大切。

押入れに湿気を停滞させてしまうと、カビが発生しやすくなり、収納していた物がカビてしまったという事態になりかねません。

そんな状況にならないためにも、本記事では以下についてまとめています。

  • 押入れの除湿方法
  • 押入れにおすすめの除湿剤(タイプ別)
  • 除湿剤と併用することで除湿効果が高められるアイテム
  • 押入れで除湿剤を使うときの注意点

この記事を読めば、押入れに対して有効な除湿方法が見つかりますよ!

押入れの除湿方法3選

湿気がこもりがちな押入れの除湿には

  • 除湿剤
  • 通気性の確保
  • 定期的な換気

が有効です。

しかし通気性の確保や定期的な換気だけれは、湿気は取り切れず、結果的にカビを発生させてしまいます。そこで使ってほしいのが除湿剤です。

除湿剤は狭い密閉空間の除湿に優れており、タイプによっては取り換えだけでお手入れも簡単です。ここでは押入れの除湿方法について解説していきます。

除湿剤で湿気を取る

押入れの除湿方法として最も有効なのが、除湿剤です。除湿剤は下駄箱や押入れ、戸棚の中など、狭い空間の除湿に優れており、電源が要らないのでどこでも手軽に使えます。

部屋の除湿をしても、収納物が多い押入れはどうしても湿気がこもってしまうので、押入れは別で除湿する必要があるのです。

また除湿剤はタイプによって再利用できるものと、そうでないものにわけられます。どちらのタイプも特徴が異なりますが、お手入れが非常に手軽なのもポイント。取り替えのサインや、お手入れのサインが決まっているので、それを目安に定期的にケアすれば、簡単に押入れの除湿ができます。

隙間を作って風通しをよくする

また押入れの中に物を収納する際は、風の通り道を確保すると湿気がこもりにくくなります。押入れは出入り口が一か所なので空気の入れ替えがなかなかできません。そんな押入れに湿気が入り込むと、なかなか排出されずにこもってしまうので、空気を循環させることが大切なのです。

つまり隙間を開けるのは、空気の通り道を確保して循環させるため。空気の流れができると、入り込んだ湿気も自然と外に押し出されるようになります。

定期的に押入れの換気を行う

加えて押入れは収納物を定期的に外に出し、換気を行いましょう。除湿剤を設置し、空気の流れを作っても収納物が重なっている箇所には湿気が貯まります。また空気が流れない箇所の湿気は排出されていません。

中には衣替えで押入れの中身を確認したら、隅にカビが生えていたという経験をお持ちの方もいると思います。これを防ぐのが定期的な換気です。

理想的なのは除湿剤を使用し、物の収納具合を調整したうえで定期的な換気を行うことです。これらの方法を組み合わせ、効率的に湿気を取り除きましょう。

押入れにおすすめの除湿剤8選

実は除湿剤には大きく分けて4つのタイプがあり、それぞれの特徴をふまえて選ぶとより効果を発揮します。

今回紹介するのは

  • タンクタイプ
  • シートタイプ
  • ゼリータイプ
  • 小袋タイプ

の除湿剤です。

種類 中身 特徴 おすすめの人
タンクタイプ 塩化カルシウム 使用後は液体になる吸湿力に優れる 吸湿力にこだわりがある人
シートタイプ シリカゲルB型 乾かして繰り返し使える 押入れに布団をたくさん収納する人
ゼリータイプ 塩化カルシウム+保湿剤 使用後はゼリー状になる 衣類を押入れに収納する人
小袋タイプ シリカゲル炭 繰り返して使えるどんな場所にも使用可能 精密機器や食品を収納したい人

ぜひ押入れの状況に合わせて選んでみてください。複数のタイプを併用するのもおすすめです。

吸湿量にこだわる人におすすめなタンクタイプ

タンクタイプの除湿剤は吸湿量が多く、除湿の効果が高いのが特徴です。中身には塩化カルシウムが使われており、その塩化カルシウムがプラスチック用ににたっぷり入っています。

吸収できる水分量は、おおよそ400ml~550ml。製品によって差はありますが、コップ2杯分以上の除湿力があります。

タンクタイプの特徴として、湿気を吸収した後は塩化カルシウムが液状になるという点があります。吸湿量には優れていますが、塩化カルシウムをうっかりこぼすトラブルに見舞われる方も多いため、安定した場所に設置するようにしましょう。

エステー ドライペット スキット

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除湿剤を多数扱っているエステ―からは、置き型のタンクタイプも販売されています。こちらのドライペットは吸湿量420mlで、コップ2杯以上たっぷり吸湿します。

除湿剤の中でも特に人気の製品で、吸湿する実力はユーザーのお墨付き!価格も安価でたっぷり入っているので、コストパフォーマンスの面でも非常に評価が高い製品です。

オカモト株式会社 水とりぞうさん

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エステ―のドライペットよりも吸湿量が多いのが、オカモト株式会社から販売している水とりぞうさんです。吸湿量は550mlですが、容器がコンパクトに設計されているので邪魔になりません。

また捨て方にも工夫が施されており、溜まった水は排水用のシールを剥がせば簡単に捨てられます。手軽さと、コンパクトながら吸湿力の高い性能の良さが魅力の製品です。

押入れに布団を収納する人におすすめなシートタイプ

シートタイプの除湿剤は、狭い空間をしっかり除湿してくれる優れもの。特に押入れに布団を収納する場合、布団の重なり合う部分は湿気がこもってしまいカビの発生原因にもなりかねません。

ほかの除湿剤と一緒に、布団の間にシートタイプの除湿剤を使用して、徹底的に湿気対策しましょう。

SEINAN 家庭の除湿剤+防ダニ シートタイプ

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本来は敷布団の下に敷いて、就寝中の汗や水蒸気を吸収するシートタイプの除湿剤ですが、押入れに収納している布団の間に入れて使用するのもおすすめ。

こちらは乾かすことで再び利用できる「B型シリカゲル」を使用しているので、湿気を吸収しきった後は天日干しして再利用できます。再生のサインもわかりやすくなっているので、布団をめくるだけで確認可能。

またほかの製品にはない、ダニの防止効果がありダニの繁殖から防ぎます。布団が重なっている部分は湿気がこもりがちなので、シートタイプの除湿剤を利用してカビを防ぐのが大切です。

エステ― ドライペット ふとん快適シート

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エステーからは布団に使えるシートタイプの除湿剤も販売されています。ドライペットの製品を好んで利用している方は、こちらの製品がおすすめ。

こちらもB型シリカゲルなので再利用でき、商品価格も安いのでコストパフォーマンスはかなり高め。大量の布団をしまい込んだり、押入れが複数ある場合に便利です。

衣類を押入れに収納する人におすすめなゼリータイプ

ゼリータイプの除湿剤は、水分が発生する除湿剤が使いにくい場所に最適。除湿剤として塩化カルシウムを利用していますが、保湿剤も一緒に封入されているため吸湿後も固形として固まります。

塩化カルシウムはシリカゲルと比べると、はるかに除湿力に優れており、その除湿力を保持しながら液体になるという課題をクリアしたタイプの除湿剤です。

服やタオルなど布を収納する際や、押入れの中にあるタンスなどに入れて使うと効率的に除湿できます。

エステ― ドライペット 洋服ダンス用

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こちらの除湿剤はゼリータイプの除湿剤ですが、ハンガーにかけられるようになっているので、押入れだけでなくクローゼットでも活躍します。

塩化カルシウムを使用しているので、小さいながらたっぷり湿気を吸収します。取り換え時期は除湿剤がゼリー状になったら。液体にならないのでかけるだけでなく、横にしても安心して使用できます。

オカモト株式会社 湿気とり 水とりぞうさん 引き出し・衣装ケース用

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除湿力が凄い水とりぞうさんは、ゼリータイプになってもコストパフォーマンスの高さが魅力。Amazonでは12シート入りの製品が549円~で購入でき、1枚当たりおよそ46円となります。

また除湿効果だけでなく、カビ防止とニオイ防止の効果も含まれており、服の除湿に最適。押入れに服を重ねて入れる場合、押入れのニオイが気になることがありますが、そんなニオイも湿気と一緒に防げます。

こちらも先ほど同様、中の物質がゼリー状になったら取り換えのサインです。

精密機器を収納したい人におすすめな小袋タイプ

小袋タイプはシリカゲルや炭が使用されており、精密機器や食品の除湿に向いています。押入れには衣類や布団だけでなく、大切にしたいものも収納するはず。そんなときは、小袋タイプの除湿剤を使いましょう。

坂本石灰工業所 なんでも乾燥剤 シリカゲル

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坂本石灰工業所から販売しているシリカゲルは、食品や靴の中、タンスの中、押入れの中など、さまざまな場所に使えるのが魅力。

20gの小袋が20パック入っているので、惜しみなく使えます。お手入れのサインは中身のシリカゲルがピンク色になってから。天日干しではなく電子レンジで加熱するだけなので、お手入れの手軽さも魅力です。

押入れの中に使う場合、小分けにしたダンボールや箱、容器の中に入れて使うのがおすすめ。

出雲カーボン 炭八

炭八を購入する

炭八は炭がもつ「調湿力」を利用した除湿剤です。今回紹介する除湿剤の中で、唯一化学物質を使用していない製品で、ペットや小さい子供がいる家庭でも安心して使えるのが魅力。

炭は周囲の湿度が高い時は吸湿、逆に乾燥している時は吸湿した水分を放湿します。これが炭の調湿力です。

また吸収した水分は周囲の環境に合わせて自動的に放出されるので、乾燥の手間もなく半永久的に使用できるのもポイント。

一度購入すれば半永久的に使えるので、コストパフォーマンスの面でも優秀な商品です。

除湿剤と組み合わせてさらに効率的に除湿!おすすめの除湿方法をご紹介

押入れの湿気を防ぐには、除湿剤だけでなく収納方法に工夫を施すのも大切。物を入れる前に、すのこを敷いたり、新聞紙を敷いたりするだけで、風の通りや湿度を改善することができます。

ここでは除湿剤を組み合わせることでさらに効力が高くなる、おすすめの除湿アイテムについてご紹介します。

すのこを使う

すのこは押入れの底と側面に敷き詰めるようにして使うと、さらに除湿効果が高まります。これはすのこに空いた隙間によって、風の通り道ができるから。

押入れは物を詰め込みがちですが、すのこを使えば容量を上手くセーブできるため、除湿剤と併用するのがおすすめです。

すのこはホームセンターや通販で500円~と、低価格で販売しているので押入れの湿気に悩んでいる方はぜひ使ってみてください。

新聞紙を詰める

押入れの隙間に丸めた新聞紙を詰めておくだけでも、十分湿気の対策になります。ポイントは古い新聞を使用すること。古い新聞はインクがつきにくく、万が一収納物と接しても安心できます。

また詰め込みすぎると通気性を損なってしまうため、少し間隔を開けて詰めるようにしましょう。

押入れで除湿剤を使うときの注意点4つ

押入れで除湿剤を使用する場合には以下4点について注意する必要があります。

  • 除湿剤の中身をこぼさないように注意する
  • 取り替えのサインに注意する
  • 繰り返し使えるタイプの有効期限に注意する
  • 除湿剤の設置場所に注意する

除湿剤の使用法を誤って収納物を傷つけたり、除湿効果を弱めたりすることがないよう、注意点を参考にしてください。

液体をこぼさないように気をつける

除湿剤を使用する際は中身の液体をこぼさないようにしましょう。これはタンクタイプで塩化カルシウムを使用した製品に限りですが、塩化カルシウムを使用した除湿剤は水分を含むと液体になるため、十分注意が必要です。

万が一塩化カルシウムをこぼしてしまったら、よく拭き取ったうえ、水分を含ませたタオルで再び水拭きします。完全に取り除くまで拭き続ける必要があるので、こぼさないよう注意して扱いましょう。特に水分量の多い取り替え時に要注意です。

繰り返し使える除湿剤はお手入れのサインに注意する

繰り返し使えるタイプの除湿剤は、お手入れのサインを見逃さないようにしましょう。繰り返し使える除湿剤はシリカゲルを使用したシートタイプと小袋タイプの製品です。

シリカゲルを使用した製品は、お手入れのサインとして「製品の色が青色からピンク色に変わったら」としているものが多いので、お手入れのサインを見逃さないようこまめにチェックするのが大切。

また乾燥方法も電子レンジOKだったり、天日干しだったり、製品ごとに異なるので説明書をしっかり読んでケアしましょう。

繰り返し使えるタイプでも有効期限がある

繰り返し使える除湿剤にも約1年間の有効期限があります。こちらも製品ごとに期限が異なり、パッケージや説明書にしっかり明記されています。

定期的なお手入れをしつつ、有効期限が来たら新しいものに取り換えて、除湿の効力を弱めないようにしましょう。

除湿剤は奥に設置する

除湿剤は押入れの奥と下部分に設置すると、より効率的に湿気が取り除けます。これは湿気が底の四隅に溜まりやすいからです。

布団や衣服にはシートタイプとジェルタイプを使用しつつ、箱の中には小袋タイプを。そしてタンクタイプは押入れ奥の2つの隅に設置するとカビの発生を防げます。湿度が溜まりやすい箇所を少しでも無くすのがポイントです。

押入れは湿気が溜まりやすい!カビが発生する前に除湿剤で対処しよう!

押入れは湿気の出口がないため、一度入った湿気が停滞して湿度が高くなってしまいます。湿度が高くなるとカビ菌が発生しやすくなり、久しぶりに押入れを開けたら収納したものがカビていたという事態になりかねません。

今回紹介したさまざまなタイプの除湿剤を併用し、湿気の発生をしっかり防ぎましょう。またすのこや新聞紙、収納方法に工夫を施すのも、押入れの湿気対策にも有効です。

グラニーレ編集部

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