窓を開けるだけじゃダメ?効率的に換気をする方法や換気のメリットを紹介!

「効率的に換気ができる方法を知りたい…」
「どのくらいの頻度で換気をしたらいいのか分からない」
「換気をしないとどんなデメリットがあるのか知りたい…」
このようなことをお考えの方は多いのではないでしょうか?
結論から言うと、効率的に換気を行わないと以下のような問題が発生する可能性があります。
換気をしないことで発生するトラブル
・カビや結露が発生する
・アレルギーを引き起こす
このような状況に陥らないためにも本記事では以下について解説しています。
効率的に換気をする方法や換気のメリット
・換気に必要な頻度や回数
・換気のメリット
・換気をしないと発生する問題
この記事を読めば正しい換気方法が分かり、清潔な空気を保つことができますよ。
効率的に換気をする方法は?
より効率的に換気をするためにはどのようなことに気を付ければいいのでしょうか状況別の効率的に換気をする方法は以下の通りです。
状況別効率的に換気をする方法
➁窓が1つしかない場合:窓と扉を開けサーキュレーターを活用する
③風が入りにくい部屋の場合:風を入れる窓は狭く、排出する窓を広く開ける
④花粉が気になる場合:早朝に換気をする
⑤暑さ・寒さが気になる場合:冷暖房をつけたまま換気する
⑥外の臭いが気になる場合:窓を少し開けサーキュレーターを活用する
⑦雨が降っている場合:サーキュレーターを活用する
ここではそれぞれの方法についてさらに詳しく解説していきます。
①窓が2つある場合
窓が2つある部屋の場合には、対角線上の窓を開けて空気の流れができるようにすることが大切です。近くにある2つの窓を開けても空気が流れにくいため、少し離れた場所にある対角線上の窓を開けましょう。
窓が2つある部屋の場合の換気方法
・悪い例:近くの窓を開ける(空気が流れにくいため)
➁窓が1つしかない場合
窓が1つしかない部屋の場合には窓と扉を開けて換気をするのがおすすめです。さらに、サーキュレーターや扇風機を窓に向けて室内の空気を外に逃がすことでさらに効率よく換気ができます。窓を1つしか開けないと風の通り道ができないため上手に換気ができません。
窓が1つしかない部屋の場合の換気方法
・悪い例:窓を1つしか開けない
➂風が入りにくい部屋の場合
風が通りにくい場所にある部屋の場合には、風が取り込む窓は狭く、風を排出する窓は広く開けることが大切です。なぜなら、空気は狭い入口から広い空間に通り抜ける性質があるからです。2箇所の窓を大きく開けてしまうと風が入りにくくなってしまいます。
風が入りにくい部屋の場合の換気方法
・悪い例:2つの窓両方を大きく開ける
④花粉が気になる場合
花粉が気になる場合には、早朝に換気を行うのがおすすめです。なぜなら花粉は昼間に飛散しやすく、夜間や早朝は飛散しにくくなるからです。昼間に換気を行ってしまうと大量の花粉が室内に入ってきてしまうため、朝早い時間帯に換気を行いましょう。
花粉が気になる場合の換気方法
・悪い例:花粉が飛散しやすい昼間に換気をする
⑤暑さ・寒さが気になる場合
暑さや寒さが気になる季節の場合には、冷暖房を付けたまま換気を行うのがおすすめです。電気代が心配な方も多いかもしれませんが、エアコンなどは稼働時が最も電気代がかかる為エアコンをつけたまま稼働しても問題ありません。
暑さ・寒さが気になる場合の換気方法
・悪い例:冷房、暖房を止めて換気をする
⑥外の臭いが気になる場合
外の臭いが室内に入ってくるのを防ぎたい場合には少しだけ窓を開け、窓の外に向けてサーキュレーターを使用するのがおすすめです。このような方法で換気をすることで室内の汚れた空気を外に逃がすことができます。
外の臭いが気になる場合の換気方法
・悪い例:窓を全開にして換気をする
⑦雨が降っている場合
雨の日にも換気を行いたい場合には、扇風機やサーキュレーターなどを使用するのがおすすめです。雨が入ってこない場合には少しだけ窓を開けて換気をするのも効率的です。室内の空気を循環させることを心がけましょう。
雨が降っている場合
・悪い例:窓を全開にして換気する
換気の頻度や回数はどれくらい?
換気は1日にどのくらいの頻度で行えばいいのでしょうか?一般的には、1時間に1回、5~10分の換気が理想的だといわれています。詳細は以下の記事をご覧ください。
詳細は以下の記事をご覧ください。
https://docs.google.com/document/d/1PZckeYjY_MGC01kIIfh03iFwjCH-pWPuIZn-_ebr6KI/edit?usp=sharing
換気のメリットは?
換気をすることでどのようないいことがあるのでしょうか?換気のメリットは以下の通りです。
換気を行うことで期待できるメリット
・カビや結露を防止できる
・嫌な臭いを防止できる
ここではそれぞれのメリットについてさらに詳しく解説していきます。
汚れた空気を入れ替えられる
換気のメリット1つめには汚れた空気を入れ替えられることが挙げられます。換気をすると部屋の中にある空気を丸ごと外に排出できるため、室内を清潔な空気で保つことが可能です。室内の空気が重く感じたら積極的に換気を行いましょう。
カビ・結露を予防できる
換気のメリット2つめにはカビや結露が防止できることが挙げられます。なぜなら換気をすることでカビや結露の原因となる湿気を外に逃がすことができるからです。文部科学省が出しているカビ対策マニュアルでは相対湿度が70%だと数カ月でカビが繁殖するとされています。
一般にカビの発生しやすい資料の場合、温度25度のとき、相対湿度が70パーセントだとカビは数か月で繁殖し、75パーセントを越すとその速度は急激に早まり、90パーセントではわずか2日で目に見える程度まで繁殖するといわれている[Michalski2000]。
引用:文部科学省カビ対策マニュアル実践編 1-4 温度・湿度データの記録と解析
そのため、換気をして湿気を外に逃がすことでカビや結露を防止できるのです。
嫌な臭いを防止できる
換気のメリット3つめには嫌な臭いを防止できることが挙げられます。換気をすることで室内の空気を丸ごと入れ替えられるため、嫌な臭いも外に排出できるのです。特に臭いがこもりやすいキッチンやリビング・お風呂場などは積極的に換気を行うのがおすすめです。
換気をしないと発生する問題とは?
換気をしないとどのようなトラブルが発生するのでしょうか?換気をしないことで発生する問題は以下の通りです。
換気をしないことで発生するトラブル
・結露やカビが発生する
・嫌な臭いがこもる
ここではそれぞれのトラブルについてさらに詳しく解説していきます。
シックハウス症候群になる
換気をしないことで発生するトラブルの1つめにはシックハウス症候群になることが挙げられます。シックハウス症候群とは汚れた空気を吸い込むことでさまざまな健康被害を引き起こす症状のことをいいます。
引用:厚生労働省シックハウス対策のページ (1)シックハウス症候群とは
換気をしないことで室内にホコリや汚れなどが溜まるため、シックハウス症候群を引き起こしやすくなってしまうのです。
結露・カビが発生する
換気をしないことで発生するトラブルの2つめには結露やカビが発生することが挙げられます。長時間換気をしないでいるとカビや結露の原因となる湿気が室内に溜まってしまうからです。湿気が多いと感じたら積極的に換気を行いましょう。
嫌な臭いがこもる
換気をしないことで発生するトラブルの3つめには嫌な臭いか室内にこもってしまうことが挙げられます。なぜなら、換気をしないとさまざまな生活臭が部屋の中に充満した状態となってしまうからです。リビングはもちろん、お風呂場や脱衣所など臭いが充満しやすい部屋はこまめに換気を行いましょう。
まとめ
今回は効率よく換気ができる方法や換気のメリットなどについて紹介しました。正しい方法で換気をすることで室内の空気を清潔に保ち、カビなども予防できます。ぜひ今回紹介した換気方法を参考にして清潔できれいなお部屋を保ってくださいね!
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